Viliv S5 のタッチパネルのキャリブレーションで position error が起きたら

周りはスマートフォンだったり、Mac Bookだったりを購入している中、Viliv S5 というガジェットに手を出してしまいました。Windows搭載のゲーム機サイズPCっす。
SHARPNetWalkerとか、工人舎のPMとかも迷ったのですが、どっちも実際にさわってみるとキーボードが親指押しじゃないとつらい感じがして、それならキーボードが無くてもよくね?となりました。

昨日届いたので、早速セットアップしていたのですが、タッチパネルのキャリブレーションに失敗してややこしいことになったので書いておきます。

最初、vilivManagerという管理ツールからキャリブレーション(TouchCarrib.exeが実行される)を行ったのですが、再起動しないとキャリブレーション結果が反映されないというのを知らず、「あれ?やっぱりズレる」と何度もキャリブレーションを繰り返しました。その際に、どうもかなりオフセット値を変更しまったみたいで、再起動後、キャリブレーション前よりさらに大きくずれてしまいました。左上はそれなりにあっているのですが、右下が少なくとも50ピクセル以上ずれた状態に…。

で、もう一度、キャリブレーションを試みました。左上→左下まではタッチ出来たのですが、右下をタッチすると「position error」と出て先に進めない! 恐らく、オフセットがずれすぎていてタッチの許容範囲を超えてしまっているのでしょう。これはちょっと非道いっすよ。

オフセットを初期状態にリセットする方法をアレコレ探したのですが、どうも無いようです。TouchCarrib.exeはレジストリを直接書き換えているみたいなので、値を直接変更すればいいのでしょうけど…。でもそれはさすがにメンドいので、ドライバをアンインストールする事にしました。

  1. vilivのサイトから、タッチパッドのドライバを落として展開しておきます。XP,Vista共通ドライバはこちら
  2. バイスマネージャから、マウスドライバにカテゴリされている「ATOM TouchPad/Mouse Driver」を右クリックして、完全に削除します。
  3. 再起動します。再起動後、タッチパネルが新しいハードウェアとして認識され、MS標準のPS2マウスドライバが自動インストールされます。
  4. 再び再起動します。再起動後は、こちらのサイトを参考にタッチパッドドライバの再インストールを行います。
  5. さらに再起動すると、オフセットが初期状態に戻るはずです。

この後、TouchCarrib.exeを実行すると、右下のタッチも有効となり、ようやく使えるようになりました。よかった。よかった。